2018年02月01日 User5OE736F さんの個別チャットログ


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[00:14:19] 名をば讃岐造麿となん
[00:14:32] その竹の中に、本光る竹ひとすぢありけり
[00:14:35] 怪しがりて
[00:14:42] 寄りて見るに、筒の中ひかりたり
[00:14:47] それを見れば、三寸ばかりなる人いと
[00:14:55] しうて居たり。翁いふやう、「われ朝ごと夕
[00:15:01] ごとに見る、竹の中におはするにて知り
[00:15:07] 子になり給ふべき人なンめり。」とて、手にうち入
[00:15:14] れて家にもてきぬ。妻
[00:15:22] の嫗にあづけて養は
[00:15:28] 美しきこと限なし
[00:15:34] いと幼ければ籠に入れて養ふ
[00:15:40] 竹取の翁この子を見つけて後に
[00:15:46] 竹をとるに、節をへだて
[00:15:53] よ毎に、金ある竹を見つく
[00:15:59] ること重りぬ。かくて翁やう\
[00:16:05] になりゆく。この兒養ふほど
[00:16:11] に、すく\/と大になりま
[00:16:17] 三月ばかりになる程に、よ
[00:16:25] きほどなる人になりぬれば、髪上などさ
[00:16:31] して、髪上せさせ裳着
[00:16:38] 帳の内よりも出さず、い
[00:16:45] つきかしづき養ふほどに、この兒
[00:16:51] のかたち清らなること世になく
[00:16:58] の内は暗き處なく光滿ちた
[00:17:06] 翁心地あしく苦しき時も
[00:17:12] この子を見れば苦しき事も止
[00:17:18] 腹だたしきことも慰みけり
[00:17:24] 翁竹をとること久しくなりぬ
[00:17:30] 勢猛の者になりにけり
[00:17:37] この子いと大になりぬれば
[00:17:43] 名をば三室戸齋部秋田を呼びてつけ
[00:17:48] 秋田なよ竹のかぐや姫とつけ
[00:17:56] 。このほど三日うちあげ遊ぶ。萬の遊を
[00:18:02] しける。男女きらはず呼び集
[00:18:08] て、いとかしこくあそぶ
[00:18:16] 世界の男、貴なるも賤しきも
[00:18:21] いかでこのかぐや姫を得てしがな、見てし
[00:18:26] 音に聞きめでて惑ふ。その傍の垣にも家の
[00:18:31] にも居る人だに、容易く見るま
[00:18:41] 夜は安きいもねず、
[00:18:47] 闇の夜に出でても穴を抉り
[00:18:53] こゝかしこより覗き垣間見惑ひあ
[00:19:00] さる時よりなんよばひとはいひける
[00:19:05] 人の物ともせぬ處に惑ひありけど
[00:19:11] 何の効あるべくも見
[00:19:16] 家の人どもに物をだに言はん
[00:19:21] とていひかくれども、ことゝもせず
[00:19:27] 傍を離れぬ公達、夜を明し日を暮す人多
[00:19:32] 愚なる人は、「益なき歩行はよしな
[00:19:41] 來ずなりにけり。
[00:19:46] その中に猶いひけるは、色好とい
[00:19:51] はるゝかぎり五人、思
[00:19:57] 止む時なく夜晝來けり。
[00:20:02] の名一人は石作皇子、一人は車
[00:20:08] 皇子、一人は右大臣阿倍
[00:20:13] 御主人、一人は大納言大伴